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2011年3月13日 (日)

【車内公開の中止について】東北地方太平洋沖地震被害により、3/20・3/27の車内公開を中止します。

 鉾田市は、関東での最大震度である震度6強の揺れにみまわれました。

 ほっとパーク鉾田は湿地を埋め立てた立地であるため、液状化の影響をまともに受けました。

 ほっとパーク鉾田の展示線も被害を受けています。

 現地からの断片的な情報ですが、

 『線路が波打っている』
 『KR-505は脱線し多少傾斜している』
 
 という会員からの現地情報が入っています。


(2011-03-15追記)---------------

    3/14の現地調査の結果脱線している車両・車輪はありません。
    車体と車内の損傷はありません。
    線路南端の車止め側の地盤が30cm以上沈下し、キハ601は元の位置から南へ1m以上線路の上を滑って移動しています。

    (手ブレーキ・手歯止め4個がかかっていましたが、手歯止めは地震動で全て外れた模様でレール脇に落下していました)
    KR-505は元の位置からの移動は認められませんでした。
    (手ブレーキ・手歯止め3個がかかっていましたが、手歯止めは地震動で全て外れた模様でレール脇に落下していました)
    また、両車両の台車付近では地盤及び線路が沈下し、台車中間及び車両間では線路が隆起しています。
    全体として線路は4波長分の正弦波の様な形の上下変位をしています。
    キハ601は線路方向に傾斜しており、線路南端の車止めを下側とした勾配上に停車している様な状態になっています。
    線路北端の車止め側は枕木とレールが隆起しています。
    KR-505は西側(駐車場側)のレールが東側に比べてより沈下しており、車体は高速列車の走行する急曲線のカント上で停止したのと同等程度の傾きになっています。
    床下機器については、キハ601は台車間の中央部のレール及び地盤が隆起しているため、機関予熱器(ロバストヒータ)の排気ガイド用の鉄板が、レールと冷却機の間に挟まれ変形しています。
    冷却機の一部が接地ないしはレールに接触しており、変速機用油の冷却機付近に油漏れが確認されています。
    KR-505についても、台車間のレール及び地盤が隆起し、冷却機の枠がレールもしくは隆起したバラストと接触しています。
    これによる変形等は認められず、冷却水・油類等の漏出もありません。
    展示線自体が周囲の地盤との間で最大で上下及び東西方向に、それぞれ最大で40cm程度の相対的な変移を生じています。
    展示線周囲には多数の地割れと、液状化による噴泥等がみられます。
    展示線周囲の柵も多数の箇所で損傷しています。

(以上2011-03-15追記)---------------


 現状では、安全に車内を公開することは不可能であるため、
 3/20(日)・27(日)に予定していた、車内公開イベントは残念ながら中止致します。
 4月以降については、復旧の見通しが立ち次第、このブログ、ホームページ等で、ご連絡致します。

 会員一同、決意を新たにして復旧に向けて取組んでいきます。
 逆境は今に始まった事ではありません。
 今回の被災も乗り越えて行けると信じています。
 皆様には、心の中で少しでもご声援いただければ幸いです。

 鉾田は負けません。

 

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活動中止予告」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
こちらもすごい地震でした。
東北では津波も発生し停電も今でも発生しています。亡くなった方のご冥福をご冥福いたします。

そして保存会の活動これからも頑張ってください!!
応援しています。

ご無沙汰しております。
この度の被災、心よりお見舞い申し上げます。
メンバー各位の頑張りを、熊谷から応援させて頂きます。

車両が脱線していないと知りホッとしました。
しかし今回の地震は本当に怖かったです。
当日埼玉の家にいましたが激しい揺れが怖かったです。計画停電も始まりました。
一日でも早く復帰そしてまたキハ601やkR500のエンジン音・警笛が聞ける時を楽しみにしています。
応援しています頑張ってください!!
そして日本一のキハ601頑張れ!!
負けるな頑張れ鉾田駅保存会!!

ご無沙汰しております。
まずはこの度の被災につきまして、謹んでお見舞い申し上げます。

皆様の頑張りを応援致しております。
お手伝いできる事がございましたら、お申し出ください。

ひとまず倒壊・転覆の危険がなさそうであれば,こちらは時間をかけながら何とかしていけるでしょう.私も含め,まずは,本業の方での災害復旧支援を頑張らなくては!!
私も21日に茨城県北の支援に行ってきます.

昨年の11月にほっとパーク鉾田へ訪れ…車両・残っている線路を堪能してきただけに悲しいです(T-T)でも、また遊びに行きます。がんばれ鉾田q(^-^q)

震災から1月半が経過してその後いかがでしょうか
まもなく連休ですので、見学に行きたい所ですが
まだまだ大変なのでしょうか?
復旧のお手伝いとかは必要ないですか?

 ご心配、ご声援ありがとうございます。

 現在、ほっとパーク鉾田の展示線は、安全にお立入いただける状態に無く、展示線、および、車両の復旧の予定についても、現時点では未定です。
 線路及び車両の姿勢の復旧には専門の土木工事を必要とする状況であるため、大変申し訳ないのですが、残念ながら、安全を担保できないため、現時点でのお手伝いについては、ご遠慮させていただかざるを得ない状態です。 
 また、ほっとパーク鉾田の施設自体も、現在は地震による被害のため営業休止中となっています。
 展示線周囲の安全が確保できた段階で、ブログ等で状況をご報告させていただく予定ですので、大変ご心配をおかけ致しますが、しばらくお時間をいただきたいと存じます。
 現状での車両の最低限の保守作業については、万全の安全確保を図りながら、鉾田駅保存会としてほっとパーク鉾田殿のご協力の下、適宜実施してまいります。

こんばんはルカリオファンです。
余震もだいぶ収まりましたが、まだ油断できないですね。ところで鉾田の様子や車両の様子が気になります状況を教えてください。
またイベントが出来る状況ですか?
ぜひ情報をお願いします。

ルカリオファン様

鉾田の車両ですが、市役所に聞いたところ他に被害が多くて、後回しになっているようです
復旧の検討すらしていません
鉾田駅保存会の方も、ひたちなか海浜鉄道に入り浸りで、鉾田どころではないようです
HPすらもう管理していませんから

いつかは、こうなるんですよ、地震のせいに出来るので助かった

ルカリオファンさん、コメント遅くなり申し訳ありません。

 ほっとパーク鉾田の2両の保存車iについては、鉄道土木関連の専門業者さんに、まだ、常磐線がいわきまで復旧していない様な早い段階で、ご無理をお願いして現地確認をしていただき、最も安価かつ安全で適当と考えられる方法での復旧費用の見積もりをお願いし、その内容についてはほっとパーク鉾田の事業主体である財団法人鉾田市健康づくり財団殿を経由して鉾田市殿に提出していただいております。

 ほっとパーク鉾田の復旧予定及び復旧費用については、地元紙である茨城新聞にて、下記の報道がされています。

鉾田の健康施設「ほっとパーク」来年1月再開
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13131525683983

 ただ、現時点では細かい工期や契約者などが確定しているかどうか、鉾田駅保存会としては、未確認です。
 展示線の復旧費用がこの予算内に含まれているのか否か、またその工期も現時点では確認が取れていません。(含まれていた場合で総額の2%以下程度になると思われます)

 現時点で鉾田市在住のスタッフが情報収集に努めていますが、基幹施設である「ほっとパーク鉾田」の復旧が大前提ですので、保存会としては受身の姿勢に甘んじなければならないのが実情です。
 このため、公式な復旧の道筋についてのご報告が未だできていない事について、心からお詫び申しあげます。
 現時点で確実な解答ができないことが、ブログの停滞の主たる要因です。
 
 震災直後には、茨城県内の鉄道土木関連のリソースは決定的に不足しており、重要度の高い路線から投入せざるを得ず、それも各業者さんの昼夜兼行での献身的な作業によって土浦・勝田・高萩・いわき・四ツ倉・久ノ浜と順次復旧がなされ、水郡線も新線切換を同時施工する形で復旧し、大規模な築堤の崩壊に見舞われた鹿島臨海鉄道・ひたちなか海浜鉄道も先月になってやっと全線復旧に至りました。
 当然ながら人々を運ぶためのレールでない、ほっとパーク鉾田の展示線の復旧は、それらの工事の進捗と、鉄道土木業者さんの作業余力の回復を待たねばなりません。
 そして、常磐線の復旧作業は福島第一原発から20kmエリアギリギリの広野駅を目指して、今も実施されているようです。
 まだ、常磐線がいわきまでも復旧していない時点で、迅速に見積もりに対応くだった業者様には、お礼の言葉をどのように尽くしても足りないと思っています。
 
 鉾田駅保存会としては、鉾田在住のスタッフが中心となって、昨年に引き続きBayFM(78.0MHz)の『ひまわり大作戦2011』にエントリーしています。
 と言っても、昨年の様にほっとパーク鉾田の展示線で実施しては立入禁止でご覧いただけない事から、関鉄グリーンバスさんの『坂戸中央』バス停の石岡方面行き側に、ベンチの仮設とひまわりの植栽を行っています。
 また、これとは別に定期的な車内の換気についても実施しています。
 KR-505は、震災以前から燃料のタンク側からフィルターに至る配管に若干エア漏れがあり、起動時に燃料ポンプまでの手動ポンピングを必要としていたのですが、震災以後、更にエアの混入が酷くなり、手動ポンピング無しには一定時間しかアイドリングを継続できない状態となっています。おそらくは震災で受けたダメージによるものと推定しています。
 これについては、漏気箇所の特定と、耐用期間を超過している燃料フィルタの交換も含めて、車両の姿勢の復旧後に着手する予定となっています。

 現時点では、KR-505は左右方向、キハ601は前後方向に車両の傾斜がかなりある事から、安全確保のため車両に近接しての作業については最小限・短時間に止めざるを得ないのが実態です。
 また、キハ601の屋根の塗装については、震災対応に時間を割かれた結果、及び、作業スタッフが震災後の本業の対応(震災時の被災による臨時休業による業務遅延を補完するための5月連休の返上や24時間体制での震災対応の業務など)により、作業に好適な時期(晴天率が高く気温が比較的低い5月連休)を逃してしまった事から、秋の長雨のシーズン以降の秋晴れの続く時期に実施する予定です。
 これは、キハ601の屋根上の夏場における作業環境が、紫外線と一面銀色の屋根からの照り返し、及び、ここ数年来の補修作業の実績から衣服越しにでも火傷を負うほどの屋根自体の表面温度による影響などで著しく悪く、作業効率が著しく悪いためです。
 なお、これらに使用するポリパテ・塗料等については既に調達済みです。

 とりあえず、予算も含め、近日中には、復旧の可否・復旧予算・復旧工程についてのご連絡ができるものと考えておりますので、ご心配とご心労をおかけし、大変申し訳ありませんが、いま暫くお時間を頂戴したいと存じます。

 予算がついた場合、その執行は、公的資金の性格上、今年度中と思われますので、なんとか吉報をおとどけ出来るように願っています。

さよならさん

 現状はルカリオファンさんへの返信に書いた通りです。
 とりあえず、『復旧の検討すらしていません』というのは事実無根ですし、なぜこのようなネガティブキャンペーンと誤解されかねない様なコメントを不用意になさるのかについては、理解に苦しみます。

 とりあえず、公費で復旧していただけるか、我々が資金を調達するかについては、我々としてはどちらのオプションも取り得るよう、準備を進めています。

 とりあえず、復旧見積額は個人年金を解約して、『それなりに豊かな老後』を放棄するのであれば、ブログ担当者個人だけでもなんとかなるくらいの金額ですので。

 もちろん現時点で事前準備作業中ののNPO法人挌取得と、それによる情報開示された形での寄付受け入れ態勢の構築による資金確保も選択肢の一つではあります。

 ひたちなか海浜鉄道に関しては、当会の水戸在住スタッフの事を揶揄されておられるのだと思いますが、彼は元々那珂湊在住が長く通勤でも同路線を使用していた人間です。
 ですから、彼のもともとのホームグランドは鹿島鉄道では無くあちらだと言っても差し支え無いでしょう。
 本人の話では、『湊線は人材に恵まれているからわざわざ自分が率先して出て行く必要は無い。ただのお客さん兼お手伝いさんだよ。』とのことですが。
 そうは言っても、目を覆うほどの被害による不通区間が有った訳ですから、大分気にはしていたのでしょうね。

 まぁ、『鹿島鉄道の保存に関わったら他の鉄道の存続に関わるのはけしからん』というのは、余りにも短絡的ではないでしょうか。

 基本的に鉄道保存団体や鉄道存続団体は、有形・無形と形にはいろいろありますが、相互にゆるやかに、あるいは密接に関係し合っています。
 その中で何処に軸足を置き、何処と関係を続けるかというのは、本人の判断であって、他人がとやかく言う問題では無いと思いますが。

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