« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月29日 (水)

今週末の活動はありません(11/1~3)

 各会員の勤務等の都合上、今週末は複数の会員が同時に鉾田駅で活動することができないため、保存会としての活動はお休みになります。(都合がついた会員が活動する場合はありますが、決まった日程での実施を事前にお約束することができません)

 今週末は、担当者の勤務シフトの都合などがあり、鉾田駅でのボランティア活動時間がとれない見込みです。大変申し訳ありません。

2008年10月26日 (日)

KR-505の維持運転と状態点検、キハ601の車内整頓・状態点検、仮設トイレの案内板の改善、及び、周囲の緑化作業を実施(10/11)

 担当者2名が揃いました。

 イベントが一段落し、特に早急に対処しなければならい項目が無かったことから、車両の状態の確認にある程度時間を割くことができ、担当者間での作業方針の摺り合わせなど、どちらかというと、そういった諸事項の打ち合わせに時間を使いました。実作業的な大きな進展は余り無い一日でしたが、一度落ち着いて懸案事項を整理する時間がとれたことは有意義だったと思っています。

 キハ601については、引き続きエンジン発電機と充電器による蓄電池の充電を行いました。また、車体の周囲を時間をかけて目視点検を行い、腐食箇所の抽出を行いました。これらの箇所については適宜補修をしていくことになります。また、11月第2週以降はキハ601の屋根の塗装について、補修箇所の抽出と修復作業を予定しています。前回の塗装では時間的な制約から、パテによる整形が不十分でしたので、今回は車体同様の本格的な修繕を実施する予定です。

 KR-505は機関の定例の維持運転を実施しました。燃料の残量が大分少なくなってきたので、次回からは燃料の補給を再開する予定です。円高と原油そのものの価格の下落もあり、燃料の価格も落ち着いてきました。結果として暫定税率撤廃時に確保した低価格の燃料で、この燃料高騰フェーズを乗り越えることができました。

 KR-505の鉾田側運転台右側の曲面ガラス下への水の流入ですが、この数日の降雨でかなり大量の水が再度溜まってしまいました。そこから水が溢れたのか、その下側の機器箱内に設置されているATS装置の箱表面や継電器盤、端子台などに水分の結露が見られ、当面の対策として機器箱のドアを開放し、客室内との空気の循環ができるようにし、結露の解消を図ることにました。

 他には、簡易トイレの案内が、どうもうまくなく、使用可能な場合でも『使うな・別なトイレに行け』ととられかねないような標記になっていましたので、『使用可能・現在ご利用いただけます』という看板をドアにかけられるようにしました。また、痛んでいた『使用中止』の看板も新しいものに交換をしました。

 また、9月末のドラマ撮影の後、紛失していた、運転時の経路規制用のロープの接続用のカラビナについて、100円ショップで2個105円で購入したもので復旧作業を行いました。

 午後、13名ほどの埼玉県から来られたというご年配の廃線ウォーキングの方たちのご訪問をうけました。一泊二日の行程で石岡から鉾田まで歩かれたそうです。

 なんとなく締まりの無い感じもあったのですが、とりあえず担当者同士の保存活動に対する諸事項に関するコミュニケーションという面では、とても有意義な一日でした。

2008年10月24日 (金)

活動予告(10/26[日])

 次回の鉾田駅での活動は10月26日(日)午前10時頃から行います。

 活動内容は、KR-505の維持運転・腐食箇所の補修作業、キハ601の腐食箇所の補修作業、賃借地周辺の緑化作業・除草作業及び清掃作業、トイレ等の周辺環境整備作業等になります。

ご参加にあたっての注意事項(作業のお手伝い時のご案内)

 ○ 衣服等汚れる事が予想されます。ご注意ください。
 ○ 危険を伴う作業は保存会が行いますが、怪我、事故には十分ご注意ください。
 ○ 怪我、事故につきましては当会、鹿島鉄道・関東鉄道は一切責任を負えません。
 ○ 見学は自由に行っていただけますが、車内につきましては作業の状況等によりできない場合があります。
 ○ ホーム以外の場所でのKR-505のエンジン運転中は車両に接近しないでください。

2008年10月19日 (日)

『かしてつウォーク2008』実施(10/19)

 鉾田駅から巴川駅までの約3.5kmをのんびり歩く、『かしてつウォーク2008』を実施しました。

 23名の方にご参加いただきました、ご参加いただいた皆様、ご参加ありがとうございました。

 ウォーキングとしては多少距離の短い設定であり、所要時間も余裕を充分にとった設定だったため、巴川駅から復路も鉾田まで歩かれた方も多数いらっしゃいました。(代替バス利用者よりも早く鉾田駅に戻れたようです)

 巴川から、次の代替バスのアクセスのある駅である榎本までの借宿前を経由する鉾田から合計約8Kmとなる区間は、山間部の上に切り通しのような箇所が多く、ちょうど攻撃的になる時期であるスズメバチに対する心配や、まだ活動期であるマムシ・ヤマカガシといった保毒性の爬虫類への心配などがあり、今回の実施は見送らせていただきました。ただ、もし、ご要望が多くあるようであれば、健脚向けイベントとして、比較的安全な冬季に、更にもうひとつ先の玉造町までの10km強となるコースも含めての実施を検討してみる価値はあると考えています。霞ヶ浦・虹の塔を玉造市街越しに見下ろす陸橋渡りという今回の巴川橋梁にも匹敵するハイライトもありますので、関係各所との調整も含め、実施の可能性を探って行きたいと考えています。

 また、担当者2名がウォーキングに出ている間、鉾田駅で留守番をしていただいたボランティアのお二方、大変ご苦労様でした。有難うごさせいました。

 また、坂戸駅・巴川駅に先行していただき、お弁当・飲料の運搬・配付をいただいたボランティアの方、大変有難うございました。

 天候にも恵まれての開催となり、事故も無く全日程を終了できたことを、参加者のみなさん、ご協力いただいたみなさんに深く感謝いたします。

 先導者というだけでなく、もう少し、沿線各所各所の話題をふくらませてご案内・解説しながら歩くことができれば、もっと良かったと思うのですが、付け焼刃なもので、余りうまくはいかなかったと反省しています。また、先導者が踏切での交通整理を兼ねるというのは、その間先行する参加者の誘導が手薄になるため、歩行速度の調整ができないタイミングが生じ、結果として列が延びてしまう(そのため、先行者や殿の行う沿線解説を聞ける人も人数が限られてしまう)という結果に繋がりました。先導者、踏切での誘導員、殿の少なくとも3名のスタッフが居ないと少人数でもなかなか目の行き届かないところがてきてしまい、かつ、咄嗟の事態に対応できる余裕が無いということを実感しました。次回にはこの経験を生かしていこうと考えています。

 キハ601とKR-505は、10時から16時頃まで車内の公開を行いました。今回は担当者が2名ともウォーキングに張り付いてしまうため、車両公開については大々的な宣伝は控えましたが、それでもそれなりにご訪問いただけていたようで、訪問していただいた方には厚く御礼申し上げます。

 また、ウォーキング終了後からはもう3人、いつもいらしていただいている親子でのボランティアの方に、展示終了後の後片付け等をお手伝いいただきました。どうもありがとうございました。

 また、休日であるにも関わらず、取材に来ていただいた各新聞社の皆様、ご苦労様でした。ありがとうございました。

 割ける人的リソースが限られていたため、至らぬことが多々あったと思いますが、担当者一同、無事今回のイベントを完遂できたことに、安堵と一定の満足を感じています。皆様、本当にどうも有難うございました。

2008年10月18日 (土)

『かしてつウォーク2008』実施準備(10/18)

 短時間ですが、担当者3名が揃いました。

 翌日の車両公開に向けて、キハ601車内に格納していた昇降用の階段を車外に運び出して、階段が置いてあったため防腐剤を塗布できなかった部分のキハ601の床と、昇降用階段の未塗装部分(裏側)、及び、ミニ駅舎の未塗装部分(裏面)に、防腐剤の塗布を行いました。

 また、ミニ駅舎については担当者1名が各部の修正作業を実施しました。

 昨日に引き続き、エンジン発電機と充電器によるキハ601の蓄電池(仮品)の充電を実施しました。

 翌日の公開に向けて、キハ601の車内を清掃し、工具類などを鉾田方運転台に収納しました。

 一通りの準備ができた後、担当者1名は懸案だった向日葵の種の収穫と、茎・葉等の除去作業を実施しました。大半の一輪咲きのものについてはなんとか暗くなる前に、葉を千切り、茎を花壇から引き抜き、根の土を落として集積する作業を終えることができました。向日葵が無くなってみると、ホームは結構すっきりとした印象に変わり、この花は意外と存在感があったのだと改めて感じました。

 夕方、今回、仕事の都合でどうしても参加できない担当者1名が、半月以上休日返上での仕事帰りに、明日のグッズ販売用のつり銭と、多少在庫が減ってきていたグッズ類を準備して、仕事場から家とはまるで反対方向の鉾田まで、様子を見に来てくれました。目の前の事をこなすだけで精一杯の我々には気のまわっていなかった事で大変助かりました。

 朝顔や夕顔の終わった花を片付け、車両とトイレの戸締りをして、鉾田駅をあとにしました。

2008年10月17日 (金)

【臨時活動報告】鉾田市役所訪問とウォーキング準備等(10/17)

 担当者2名が、休みを取り、題記の作業を実施しました。

 12/6(土)・7(日)に予定している、東京の劇団『演劇班赤眼鏡』の鉾田公演に向けて、市役所の秘書課を、行事の主催者として、今回の演劇公演に対する鉾田市の後援のお願いのため、訪問させていただきました。

 その際、当会について、これまでの活動の経緯や、保存している車両に関する事項等を説明したレジュメを数部持参し、市役所の関係各所にご伝達いただくよう、お願いしてきました。

 面談は十分足らずの短いものでしたが、当会としては初めての行政機関への直接的なアプローチとなりました。三月末のイベントから始まった活動実績をベースとして、とりあえず、最低ラインの『団体として自治体から相手にしてもらえる』というレベルはクリアしたことになります。

 面談終了後、近くのホームセンターに向かい、木材用の防腐剤や塗料等の今日の作業のために必要な資材を購入しました。

 その後、今回のイベントの保険加入手続きのため、鉾田駅跡地に隣接する第一生命さんにうかがい、契約を済ませました。

 その後、二手に別れ、担当者一名は引き続き線路敷きの除草作業に向かい、もう一人は先週からの続きでキハ601の床への防腐剤の塗布を実施しました。

 また、作業開始時にエンジン発電機と充電器をキハ601の蓄電池(仮品)に接続し、作業時間中は他の作業に平行して蓄電池の充電を実施しました。

 秋の陽釣る瓶落としの言葉通り、日に日に日没が早くなっており、作業可能な時間が短くなってきています。作業終了はとっぷりと陽が暮れた後になってしまいました。

2008年10月11日 (土)

KR-505の維持運転と、キハ601の車内整頓・清掃・床への防腐剤塗布、ホーム周囲の緑化、及び、ウォーキング経路の線路敷きの除草作業を実施(10/11)

 担当者2名が作業を実施しました。

 担当者1名は早朝からひきつづき鉾田-坂戸間の線路敷きの除草作業を実施しました。

 もう一人の担当者は、19日のウォーキング実施にむけて、キハ601車内の整理を行いました。

 また、キハ601の木の床の防腐剤が切れかけて、だんだんと黒い床が白っぽくなってきていましたので、中央ドアよりも鉾田方のエリアに雑然と置いてあった脚立や資材等を整理して、改札のラッチについても一時的に移動し、鉾田方の客席部分の床に防腐剤を塗布しました。

 残り半室の防腐剤の塗布については、鉄道模型運転用の台や公開時の昇降用の階段などがあり、2人作業でないと移動が難しいため、後日実施する予定です。

 また、石岡方の運転室は準備していた防腐剤が底をついてしまったため、今回は実施できませんでした。

 鉾田方の運転室については、現在『物置』になってしまっているため、収納物の搬出が必要で、今回塗布した鉾田方客室の防腐剤が落ち着いた後、収納物を客室に移してから実施することになるため、実施は19日のウォーキング以降になる予定です。

 バッテリーチャジャを蓄電池に接続した状態で、エンジン発電機からの電力をバッテリーチャージャを介して供給して客室の蛍光灯を点灯させていたのですが、撤収時にエンジン発電機を停止したところ、蓄電池のみの電力では蛍光灯の照度が極端に落ちてしまいました。どうやら、この方法での給電は蓄電池に対してかなり影響を与えるようなので、別な方法で外部からDC24V電源を供給する方法を検討せねばならないようです。

 KR-505は定例の維持運転を行いました。ホームからの移動が未実施のため、今回は匍匐前進しなくてはならない担当者がエンジンを起動しました。相変わらずの一発起動です。

 先週問題が生じた運転台ガラスの下側のポケット部分の水溜りは、カバーを除去した状態で一週間置いたところ、乾燥した状態になっていることが確認できました。しかし、この部分で腐食が生じていることに変わりは無く、作業のしずらい部分でもあることから、錆落としと補修の方法を早急に検討せねばなりません。

 午後からは、ホーム周囲の花壇の向日葵の収穫と除去に着手しました。花の部分を茎を20cm程度残して切り取り、これは陰干しにします。残りの部分は葉をもぎ取った後で、地面から引き抜き、根から土を充分に除去した後、茎を15cm程度にノコギリで切断していきます。始めはカッターを使ったのですが文字通り太い茎に歯が立たず、結局ノコギリを持ち出すことになりました。これはあとでまとめて堆肥にすることになります。思ったよりも手間のかかる作業で、余り進捗しませんでしたが、向日葵を片付けないと次が植えられないので、この作業もまた地道にこなしていくことになりそうです。

 夕顔はこの日は当たり日で8輪もの花をつけました。朝顔も、今週はなかなか花を摘む事ができなかったにも関わらず、まだ、たくさん花をつけています。

2008年10月 9日 (木)

活動予告(10/11[土])

 次回の鉾田駅での活動は10月11日(土)午前10時頃から行います。

 12日(日)・13日(月・祝)については、複数の会員が同時に作業できる時間がとれないため、保存会としての活動はお休みになります。

 活動内容は、KR-505の維持運転、キハ601の腐食箇所の補修作業、賃借地周辺の緑化作業・除草作業及び清掃作業、トイレ等の周辺環境整備作業・『かしてつウォーク』実施のための準備作業等になります。

ご参加にあたっての注意事項(作業のお手伝い時のご案内)

 ○ 衣服等汚れる事が予想されます。ご注意ください。
 ○ 危険を伴う作業は保存会が行いますが、怪我、事故には十分ご注意ください。
 ○ 怪我、事故につきましては当会、鹿島鉄道・関東鉄道は一切責任を負えません。
 ○ 見学は自由に行っていただけますが、車内につきましては作業の状況等によりできない場合があります。
 ○ ホーム以外の場所でのKR-505のエンジン運転中は車両に接近しないでください。

2008年10月 5日 (日)

KR-505の維持運転と、周辺の緑化作業、及び、12月初旬のキハ601車内での演劇公演に向けた打ち合わせ等を実施(10/5)

 担当者3名が揃いました。またボランティアの方4名と、12月6日(土)・7日(日)にキハ601車内での演劇公演を予定している『演劇班赤眼鏡( http://akamegane.michikusa.jp/ )』の担当の方3名にお越しいただきました。

 お恥ずかしいことに担当者は大遅刻しまして、その間、明け番の担当者1名とボランティアの方が作業を進めておられました。

 また、もう一人の担当者1名は、坂戸駅から鉾田駅に向かって、19日開催のウォーキングのための線路敷きの除草を早朝から行いました。鹿島鉄道の方で一度、線路敷のみを除草して、除草剤を振っていたのですが、築堤の周囲からの蔦の類が線路に広がっていて、草刈機に絡み付いてしまうこれらの雑草の除去に難儀したようです。また、草刈機自体のトラブルにも見舞われ、大変な作業となったようです。

 13時頃から、東京から劇団の方がみえられて現地確認をされました。車内の配置や寸法に関して確認しながら演出プラン等を練っていたようです。12月6日(土)・7日(日)に予定されている公演の具体的な計画や日程等については今後随時お知らせしていく予定です。

 KR-505については定例の維持運転を実施しました。

 また、鉾田側運転台の進行方向右側の曲面ガラスの下部のポケットになっている部分に水が大量に溜まっているのが見つかりました。

 ガラスに結露した水が滴下して、ガラスと前面の機器箱のカバーの間に空いていた隙間からポケット部分に流れ込み溜まったものと思われます。カバーがかかっているせいで、蒸発できずに徐々に溜まっていったようです。

 カバーにはガラスに当たるべき所にゴムが貼ってあるのですが、ゴムがガラスにきちっと当たっておらず、防水の機能をはたしていませんでした。また、ポケット部分は水が溜まる事が予想される箇所であるにも関わらず、水抜き孔等が設置されていません。設計に基本的な問題があった箇所であると感じました。

 とりあえず、カバーを外し、ウェス等で溜まった水を出来る限り除去しました。ポケット部分の鉄板は錆が浮いており、補修が必要ですが、電動工具等はスペース的に使えないような狭い場所で、かつ、ガラスが隣接していますので、難しい作業となりそうです。

 その他、敷地内の緑化作業等を実施しました。夕暮れが早くなってきており、夏ごろの調子で作業していたら真っ暗になってしまい、戸締りに難儀しました(苦笑)。

 

2008年10月 3日 (金)

日本鉄道保存協会総会2008へオブザーバー参加(10/2・3)

 担当者1名が群馬県安中市で行われた『日本鉄道保存協会総会2008』にオブザーバ参加しました。

 初日は総会と来賓講演、事例報告・討論、夕食を兼ねた懇談会、2日目は碓氷峠鉄道文化村と碓氷峠旧線等の周辺施設の見学会という日程でした。

 担当者は、当日配布する鉾田駅保存会のレジュメの作成に手間取り、総会には出席できず、来賓公演からの参加となりました。

 来賓講演は、

 (1) 国土交通省鉄道局地域鉄道対策室長 上住氏による

    『地域鉄道の現状と活性化に向けた取組み』

 (2) 英国保存鉄道協会会長・欧州保存鉄道連合議長 Devit Morgan(デビット・モーガン)氏による

    『世界の保存鉄道・観光鉄道』

 という内容でした。

 (1)については、現在営業を継続している地方鉄道の参加者に向けたものという印象が強く、鉄道遺構・建築物・車両等の保存という事に関してはほとんど言及の無い内容となっていました。これは、ある意味、国土交通省としては当然そういった話しか積極的には出来ないものと思いますし、担当部局としては、文化庁辺りも巻き込んでいかないと、具体的な事例に踏み込んで行く事は難しいという感想を受けました。どこまでが文化庁管轄でどこからが国交省管轄かなどという辺りについては、かなり悩ましい事になりそうなのですが、国としてシームレスに交通関係の近代産業遺産とどう向き合っていくのかという辺りを、ちゃんと考えてもらえるような気運を盛り上げていかないとならないということを痛感しました。

 (2)は保存鉄道先進国の英国の現状を紹介いただき、感銘を受けるとともに、我彼の置かれた両国国民の近代遺産の保護に対する社会的認知度の差を痛感することにもなりました。また、保存鉄道に対する最低限備えるべき安全装置・処置等の保安レベルや、課税などについては、普通鉄道と比較して優遇処置がとられていることも紹介されました。乗客を乗せた車両を本線で走らせようとした際の日本国内でのハードルの高さはご存知の通りでして、こういった意味でも何らかの規制緩和がなされることが必要だと痛感しました。

 また、車両ばかりでなく、連動装置等の保安機器を当時のものをそのまま使用しているような、その時代の技術そのものを後世に伝えるんだという、確固たる意思には感銘を受けました。例えば、カム軸・チョッパ・インバータと進んできた列車の制御方式に関してもそれを体系的に扱って実物を保存していくような気運が起きてこないと、1960年代から2000年代に至る電気鉄道の駆動方式の変遷に関する遺産などは、車両の更新によって次々に失われて行く事になるでしょう。半導体や電子部品は寿命の問題もあり、電車・電気機関車の動態での保存には今後はまた、今とは違った壁が立ちはだかってくるように思います。

 全体を通じて、参加された各団体の熱意に元気をもらえたことと、『鉾田でこんな事をやっている連中が居る』ということを、他の団体に知っていただけたことが今回の最大の収穫だったと考えています。

 

2008年10月 2日 (木)

活動予告(10/5[日])

 次回の鉾田駅での活動は10月5日(日)午前10時頃から行います。

 活動内容は、KR-505の維持運転、キハ601の腐食箇所の補修作業、賃借地周辺の緑化作業・除草作業及び清掃作業、トイレ等の周辺環境整備作業・『かしてつウォーク』実施のための準備作業等になります。

ご参加にあたっての注意事項(作業のお手伝い時のご案内)

 ○ 衣服等汚れる事が予想されます。ご注意ください。(季節がら多量の発汗を伴う作業となる見込みのため着替えのご用意をお勧めします。)
 ○ 危険を伴う作業は保存会が行いますが、怪我、事故には十分ご注意ください。
 ○ 怪我、事故につきましては当会、鹿島鉄道・関東鉄道は一切責任を負えません。
 ○ 見学は自由に行っていただけますが、車内につきましては作業の状況等によりできない場合があります。
 ○ ホーム以外の場所でのKR-505のエンジン運転中は車両に接近しないでください。

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

無料ブログはココログ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック