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2008年4月 9日 (水)

キハ601の冷却水給水とKR-505への燃料補給を実施(4/9)

 午前中まで続いた強風のこともあり、夜になってしまいましたが、担当者1名が作業を行いました。強風による影響は一見したところでは無く、一安心でした。

 キハ601については、給水口からのオーバーフローを確認するためポリタンクから直接大量の給水を行いました。結果、給水口からのオーバーフローを確認できました。また、エンジンのシリンダヘッド部のエア抜き管からの排水も確認できましたので、冷却水の給水については完了となりました。今後冬に向けては不凍液の投入も考えなくてはなりませんが、冷却水系の水量が自動車等と比べるととんでもなく大量であることから、クーラントを使用するか、それとも今回の冬と同様に水を落とすかは、経費との相談になりそうです。

 KR-505については引き続き軽油38リットルの給油を行いました。あと1回の給油で500リットルの燃料タンクがほぼ満タンになりそうなところまで給油できました。なんとか暫定税率が撤廃されている間にキハ601への給油も行えそうです。道路を走る車両では無いので免税軽油が入手できればそもそも何の問題も無いのですが。

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コメント

冷却水(ラジエタ‐液)は必ずク‐ラント液を使用して下さい。水を使用しますと凍結した場合、体積膨張し最悪の場合、配管接続部より破損いたします。そればかりか、配管腐食がさらに進行し、取り返しの付かない状態になりますよ!

 キハ601の冷却水については、現役当時から水が用いられてきています。
 これは、
(1)冷却系がコンパクト化されているバス等と異なり、冷却水量が莫大であるため、クーラントを使用した場合のコストが莫大であること。
(2)冷却液減少時に適宜補充が可能なこと。
(3)凍結の想定される時期には、夜半から機関運転を行い、凍結を防止していたこと。
 以上の運用条件によるものです。

 今回、先ず水での注水を行ったのは、キハ601の冷却水系の冷却液容量がどの程度かを確認する必要を第1義に考えたためです。
 KR-505と異なり、キハ601はこういった関連の資料が殆ど残っておらず、各機器の容量等の数値化は今後の重要な課題となります。
 さて、注水を地道に続けた結果として冷却水の容量は約200リットル程度であることが判りました。
 自動車やトラックの冷却系はかなりコンパクトにまとめられており、このように大量の冷却水を必要とはしないのですが、キハ601の場合は、ラジエタとエンジン本体との距離や、冷却水配管の太さなどから莫大な量の冷却水を必要とします。
 これは通常ホームセンター等で販売されているクーラントの2リットル容器100本分に相当する量です。これから考えると最低でも5~10万円はクーラントの代金として準備が必要ということになります。
 始めから理想を求めてクーラントを投入していた場合、資金難で冷却水自体の投入が機関起動に間に合わない可能性があったわけです。
 このほかにも、バッテリーの問題もあるのですが、要はどこに重点的に原資を投入し、より経済的に保存を行うか、が現在の根本的な課題なわけで、ラジエタのクーラントだけに予算や工数を割く訳にはいきません。
 少なくとも、今、冷却系の構成は現役レベルになっているのですから。
 冬季の凍結の問題に対しては、11月までに予算的にクーラントの投入が出来ない場合には、この冬と同様、冷却水を全て抜くことで凍結防止を図ることになります。
 真水であれば、冷却水を抜く場合でも特に配慮は要らないわけですが、クーラントの場合、交換時期に達した場合には排出される200リットルのクーラントを回収し合法的に処理する必要が生じるわけで、そういった意味でもクーラント導入については、今後詳細な検討が必要です。
 以上の様に、現時点では、予算と後処理の関係でクーラントを即刻導入する予定はありません。

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